昨季限りで現役を引退したサッカー元日本代表FW大久保嘉人氏(39)が18日放送の日本テレビ系「踊る!さんま御殿!!」(火曜後7:56)に出演。滑舌が悪すぎて、試合中の指示がチームメートに伝わっていなかったことを明かした。
「人から言われてショックだった一言」というトークテーマで「自分、滑舌がめちゃくちゃ悪いんですよ」と切り出し、現役時代のエピソードを披露。J1歴代最多191得点を挙げたストライカーは試合中、同僚に対してよく指示を出していたという。その場では「オッケーオッケー」と返ってくるも、試合後に「嘉人さん、さっき何を言ってたんですか?」と確認されることが多かったといい「『あれは、わかんないから一応うなずいてました』って、全員です」と苦笑いした。
さらに、滑舌が悪いことで現役引退後の生活にも悪影響が。テレビの収録時などに共演者からあいさつを受け、自身ではしっかり返しているつもりだが、楽屋に戻るとマネジャーから「あんた、ちゃんと名前を言いなさい」とお説教されるという。
「『大久保嘉人です』も言ってる。『よろしくお願いします』まで言ってる」と不満そうに首をひねる大久保氏に、司会を務めるタレントの明石家さんま(66)は「え?え?」とわざと聞き取れないフリをしてみせ、お笑いコンビの見取り図・盛山晋太郎(36)から「今のは聞き取れたでしょ」とツッコまれていた。
■大久保 嘉人(おおくぼ・よしと) 1982(昭和57)年6月9日生まれ、39歳。福岡県出身。長崎・国見高から2001年にC大阪入団。マジョルカ(スペイン)、ウォルフスブルク(ドイツ)、神戸を経て、川崎へ移籍した13年から3年連続でJ1得点王。磐田、東京Vを経て21年C大阪へ復帰。W杯は10年南アフリカ、14年ブラジル大会に出場。J1通算475試合191得点。日本代表通算60試合6得点。170センチ、73キロ。
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