ドジャースとマイナー契約を結んだ松田康甫は、トジャースの帽子とユニホームを着用して米球界での活躍を誓った=1月17日、茨城県水戸市の水戸プラザホテル(撮影・山口泰弘) 独立リーグのBC茨城アストロプラネッツは17日、松田康甫(こうすけ)投手が米大リーグ、ドジャースとマイナー契約を結んだと発表した。
松田は193センチ、93キロで最速155キロの右腕。金沢高(石川)、拓大を経てBC茨城に1年在籍し、今年3月に渡米する予定だ。会見で「一番の目標は世界一の選手になることです。(ドジャースは)憧れみたいな感じです」と話した。
金沢高では3年夏にエースとなり、石川大会ベスト8。拓大では4年秋のリーグ戦に1試合だけ登板した。高校、大学時代は最速146キロだったが、昨季のBCリーグで3試合に登板し、開幕戦で155キロをマーク。NPBのスカウトから注目され始めた。
松田康甫(こうすけ)は、トジャースの帽子とユニホームを着用して米球界での活躍を誓った。左はBC茨城の色川冬馬GM球団は米メジャー球団へ松田の動画、リポートなどを送ってPR。昨年6月にドジャースからオファーを受けていた。7月に右肘の手術を受け、NPBのドラフトでは指名されなかったが、将来性を評価したドジャースとのマイナー契約にいたった。
9月から石川県野々市の富陽小で非常勤講師を務めており、書写・図工を指導。今夏の復帰登板を目指し、最終的にメジャーデビューを果たす大きな青写真を描いた。
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