練習を公開したフィギュアスケート男子の鍵山優真 =15日午前11時46分、中京大アイスアリーナ(代表撮影) フィギュアスケート男子で北京冬季五輪代表の鍵山優真(18)=オリエンタルバイオ・星槎=が15日、愛知・豊田市の中京大アイスアリーナで練習を公開。初の五輪に向けて「フリーの構成をだいぶ変えました」と明かした。
3位だった昨年末の全日本選手権は回避した新たな武器、4回転ループを2本目のジャンプとして投入予定。この日の練習で着氷し「この調子なら入れられるんじゃないかな」と自信を示した。得点が1・1倍となる後半には、4回転トーループ-1オイラー-3回転サルコーの3連続ジャンプを組み込む考えで「後半に入れることで点数が伸びる。自信を持って挑めています」と語った。
冬季五輪2連覇の羽生結弦(27)=ANA、2018年平昌五輪銀メダルの宇野昌磨(24)=トヨタ自動車=を追い、「超えなければいけない」と公言してきた鍵山は「自分の発言は全て本音。言って自分を高めている」。憧れの2人と挑む大舞台は「ノーミスの演技をしたいというのが一番」。攻めの新構成で勇ましく舞う。(武田千怜)
この記事をシェアする