DeNA・宮崎敏郎内野手(33)が28日、来季の目標に全試合出場と「1盗塁」を掲げた。
宮崎は2017年、史上3人目となる盗塁ゼロでの首位打者を獲得。9年間で通算835試合で885安打をマークするが、盗塁企図なしという非常にレアケースとなっている。
3年連続リーグ最少の31盗塁に終わったチームは、石井野手総合コーチが新加入するなど走塁改革を進めているだけに、宮崎も「1個は決めたい」とプロ初盗塁へ意欲を見せた。
不動の三塁手として16年のレギュラー定着以降は毎年100試合以上に出場しているが、全試合出場はなし。「けがで離脱する期間が何年も続いたので、全試合出たいという気持ちはある」と、こちらも初達成に燃える。来季から6年総額12億円プラス出来高払いの大型契約を結んだが、慢心することなく10年目に臨む。(浜浦日向)