社員を前に挨拶をする藤原崇起オーナー=甲子園球場室内(撮影・宮沢宗士郎) 阪神が28日、兵庫・西宮市内の球団施設で仕事納めを迎えた。藤原崇起オーナー(電鉄本社会長)が球団職員らに、「今年は最後までペナントレースを非常に争ったわけでございますけど、残念でござましたが、昨年に比べて大きな進歩を、進化を成し遂げたというのは皆さんはじめ、チームのみんなとここにおられる皆さんと一緒になって努力した、そういう成果だと思います」とあいさつした。
今季は新人の佐藤輝や中野、伊藤将らが勝利に貢献したが、77勝56敗10分けでヤクルトとはゲーム差なしの2位に終わった。「今後は百北さん(現常務取締役)が社長としてこのメンバーに加わります。非常に明るく実行力のある方でございますから、皆さんと手を携えて必ずや来年末、チャンピオンフラッグをこの甲子園に持ってきてもらうと、このように考えておりますので、ぜひまたみなさんの新しい年の努力をお願いしたいと思います」。悔しさを晴らすため、球団一丸で2022年シーズンに臨む。
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