初場所の番付発表を迎え、オンラインで記者会見した照ノ富士=24日、東京都江東区の伊勢ケ浜部屋(日本相撲協会提供) 日本相撲協会は24日、来年1月の初場所(9日初日、両国国技館)の新番付を発表し、自身初の3場所連続7度目の優勝を狙う横綱照ノ富士(30)が東の正位に座った。11月の九州場所は初の15戦全勝優勝を果たし、番付上の一人横綱は2場所目となる。
照ノ富士はこの日、東京・江東区の伊勢ケ浜部屋でオンラインによる会見に臨み、「(全勝優勝して)初場所につながるような相撲を取れた。その勢いのまま来年もがんばっていきたい」と意気込んだ。
7月の名古屋場所後に横綱へ昇進。来年の初場所では大正8年夏場所の栃木山以来、103年ぶりとなる新横綱場所からの3連覇がかかるが、「結果はあとからついてくる。できることをやるだけ」と受け流した。
新たな年に向け「目標は大きくもって2桁(10度)優勝を目指してがんばりたい」。今年と同じ年間4度の賜杯を抱けば、望みは実現する。
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