WBA、IBF統一王者の井上尚弥(28)=大橋=が23日、自身のツイッターを更新。WBOが同団体の世界バンタム級王者、ジョンリール・カシメロ(32)=フィリピン=が引き続き王座を保持すると発表したことについて、怒りを爆発させた。
井上は「こんな事があっていいのか???何が理由であれ決められた計量当日に秤に乗れなければアウトだと思うのだが。。一気にコイツへの興味がなくなった。減量苦で胃腸炎て…ダセェ奴だ。」と投稿で批判。ファンからも「個人的にはボコボコにして欲しい」「カシメロは価値のない選手」と批判的な投稿が相次いでいる。
カシメロは11日(日本時間12日)にUAE・ドバイで5度目の防衛戦(暫定王座の防衛回数を含む)に臨む予定だったが、体調不良を理由に前日計量に出席せず、〝ドタキャン〟で試合は中止に。その後、ウイルス性胃炎で入院したとの診断書を提出し、23日にWBOがカシメロの王座保持を発表していた。
井上は4団体統一を狙っており、カシメロはターゲットの1人だった。WBOの裁定により、カシメロは次戦でバトラー(英国)との防衛戦を再設定する可能性が高く、井上が来年4月に日本で計画している3団体統一戦の相手はWBC王者のノニト・ドネア(39)=フィリピン=が最有力となっている。
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