NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」のオンライン会見に出席した左から菅田将暉、新垣結衣、小栗旬、大泉洋、小池栄子 来年1月9日にスタートするNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜後8・0)のオンライン会見が17日に行われ、主演俳優、小栗旬(38)をはじめ新垣結衣(33)、菅田将暉(28)、小池栄子(41)、大泉洋(48)が出席した。前半は5人による〝座談会〟で大盛り上がり。劇中で周囲に振り回される鎌倉幕府2代目執権・北条義時役の小栗はタイトルについて「次(再来年)の大河は『どうする家康』だけど『どうする義時』でもいけた」と笑わせた。
■大泉が進行役 物語を手掛けた人気脚本家、三谷幸喜氏(60)による台本が用意されているかのような爆笑シーンの連続だった。
昨年1月の制作発表以降、出演者による会見が開かれるのは初めて。45分間のうち冒頭20分が小栗ら5人による〝フリートーク〟で進行され、今年6月のクランクインから半年かけて築いたチームワークが披露された。
進行役を務めたのは源頼朝を演じ、大みそかの紅白歌合戦で司会を担う大泉。「年末に向けた予行演習」と宣言した自称・日本一の司会者は先月に女優、小松菜奈(25)との結婚を発表した源義経役の菅田にいきなり「奥さまは何とおっしゃってますか?」と爆弾発言。菅田が「はい?」と驚くと、鬼嫁・北条政子役の小池から「プライベートなことは控えて」と厳しく制止された。
矛先は5月に歌手で俳優、星野源(40)との結婚を発表して以降、初めて公の場に登場した最初の頼朝の妻・八重役の新垣へ。大泉は「義経は異常にかわいい。下手したらガッキー(新垣)より」となぜか比較。
だが、菅田から「『俺の方がかわいい』と言っていた」と暴露され、小池から「小っちゃい男」と切り捨てられる始末。小栗が「ガッキーはリハーサルに早めに来たり、それが素敵」と褒めると、大泉は「小栗旬はよくこっそり写真を撮っている。ストーカー感がひどい」と標的を変えた。
〝渦中〟の新垣は「大泉さん演じる頼朝さんも、かわいらしいと思います」と優しくフォロー。小池は「私も思ってますよ。そりゃ役だもん、一生懸命に愛さないと」と毒舌で〝ダメ夫〟をなだめていた。
小栗は自由奔放な周囲を横目に、自身が演じる義時の役どころについて「『静の頼朝』と『動の義経』に振り回される」と説明し、「みんなから『どうにかしろ』と言われるから、次の大河が『どうする家康』だけど『どうする義時』でもいけた」とタイトルをもじって苦笑い。一方、大泉は「実際、僕なんかは振り回されている気がするな、小栗旬に」とニヤリ。来年の大河はどうなる?と期待させる〝爆笑の乱〟だった。
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