J1浦和のリカルド・ロドリゲス監督(47)が17日、オンラインで会見し、19日の天皇杯決勝、大分戦(国立)に向け「浦和の歴史にタイトルを1つ増やしたい」と必勝を期した。
今季リーグ戦での大分戦は1勝1敗。4月25日のホーム戦は3-2で競り勝ち、7月10日のアウェー戦は0-1で落とした。ゴール数は3-3と互角の戦いを演じているだけに、指揮官は「相手はリーグ戦の順位は下だが、いいチームだ。準決勝では川崎に勝っているし、何もプレゼントはしてくれない」と警戒する一方、「落ち着いて自分たちのサッカーをすればタイトルは取れる」と前を向いた。
今季のチーム目標の一つだった、来季のアジア・チャンピオンズリーグ出場権獲得へは、あと1勝に迫った。「私はタイのチームでプレーオフまで行ったが本大会には出ていない」と目前となった自身初のアジアの舞台を、47歳の指揮官がつかみ取る決意だ。
この記事をシェアする