ロッテの新人9選手が11日、さいたま市内のロッテ浦和球場など施設を見学した。今季限りで現役を引退した鳥谷敬氏(40)の背番号「00」を継承したドラフト2位・池田来翔(らいと)内野手(国士舘大)は、充実した野球環境に感激。まずは練習量で〝鳥谷越え〟を目指す。
「野球が思う存分にできる環境です。すごく練習したいという気持ちになりました」
この日が22歳の誕生日。球場、室内練習場、寮などを見学し、室内練習場内にある打撃マシンの多さに驚いた。猛練習で知られる千葉・習志野高時代には居残り練習でさらに練習を積んでいた過去もあり、18年の選手生活で豊富な練習量を誇った鳥谷以上の練習の虫になる。
一度だけ甲子園球場で阪神時代の鳥谷を生観戦。2013年のWBC台湾戦で、1点を追う九回2死から成功させた伝説の二盗は今も強烈に記憶に残っている。そんな大先輩に少しでも近づくため、そして目標の「トリプルスリー、ゴールデングラブ」を実現させるため野球漬けになる。
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