阪神・原口文仁捕手(29)が11日、大阪市内で行われたMBS主催のがん啓発イベント「ちゃやまちキャンサーフォーラムオンライン2021」に特別ゲストとして登場。2019年に公表した大腸がんの闘病生活や復活までの自身の経験を語った。
医師から病気のこと伝えられたときは「まさか自分がかかるとは思っていなかった」と心境を明かした。19年2月に退院し、リハビリなどを経て6月に1軍に復帰。4日のロッテ(ZOZOマリン)で代打で放ったサヨナラ打には「第2の野球人生がスタートしたという気持ちだった」と振り返った。
同年のオフにはがんが「ステージ3B」だったこと、抗がん剤治療を受けながらプレーしていたことを発表し「プロである以上、結果がすべて。(病気を)打てない理由にしなくなかった」と話した。
大病を乗り越えたことで「病気になってからでしか見えない景色があった」といい、「生死を間近に感じたことで(自分の人生は)野球だけじゃないなというのと、野球しかないなとも思った」と考え方の変化があったことを明かした。
イベントの最後に原口は「来年は30歳になって、新たな挑戦も始めるので、グラウンドで大活躍してたくさんの人にその姿勢を見てもらって何かを感じてもらえたら」と活躍を誓った。