ENEOSに勝利し、タッチを交わす東京ガスナイン=東京ドーム 都市対抗野球大会準々決勝(東京ガス4-3ENEOS、7日、東京D)初優勝をめざす東京ガスは、五回からロングリリーフした〝守護神〟の右腕・臼井浩(いさむ)投手(27)が5回をソロ本塁打の1安打1失点に抑え、最多11度の優勝を誇るENEOSを振り切り、2016年以来の4強入りを決めた。
「チームが勝ち越した後で、投げ切るだけだった。六回にソロ(本塁打)を打たれたけど、『もう1点ある』と強気に攻められた。うしろ(抑え)は何回やっても慣れないけど、やってきたことを出すだけ」と臼井は息をついた。
2点を追う四回無死一塁で、3番・小野田俊介外野手(29)が左越え2ランを放ち同点。その後の1死満塁で8番・馬場龍星捕手(23)が押し出し四球、さらに9番・北本一樹内野手(23)の右犠飛で2点を勝ち越した。東京都の予選からクローザーを担う〝守護神〟臼井がリードを死守した。
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