ボウリング・第2回大岡産業レディースオープントーナメント最終日(4日、大阪・ボウルアロー松原店)決勝戦が行われ、姫路麗(43)=フタバボウル=が優勝決定戦で寺下智香(27)=神戸六甲ボウル/サンブリッジ=を257-200で破り、公式戦4連勝で歴代6位の通算29勝目を挙げた。ボウリング人気の拡大を目指して昨年創設された大会で、永久シードのベテランが圧倒的な強さを見せつけた。
姫路はラウンドロビンを8戦全勝で1位通過すると、優勝決定戦でもストライクを量産し、完全優勝を果たした。
永久シード(通算20勝以上)も獲得している43歳のベテラン。「プロフェッショナルな技を期待してご観戦に駆けつけてくださった皆さまのまなざしを見て、驚いていただけるようなプレーを一生懸命心がけて、最初から最後まで気合を抜くことなく、ピンを気持ちで倒す思いで投げさせていただきました」と万感の表情をみせた。
通算29勝で、史上6人目の30勝の大台にリーチ。4連勝中の勢いで、年内の全日本女子プロ選手権(16-18日)で一気に達成する可能性も十分だ。通算74勝の斉藤志乃ぶや同33勝の時本美津子の名を挙げ、「後輩たちにもっと鍛えなければと思ってもらえるような先輩でいられるように、見ている人にボウリングっていいなと思ってもらえるような一投一投を投球できるように、あと1試合、全日本もがんばります」と誓った。
▼3位決定戦 寺下 智香173-168霜出 佳奈
▼優勝決定戦 姫路 麗257-200寺下 智香
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