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YOASOBI 来年2月から直木賞作家4人とコラボ企画始動

直木賞作家4人とコラボ企画を始動するYOASOBIの左からikuraとAyase

小説を音楽にするプロジェクトから誕生した2人組ユニット、YOASOBIが来年2月から島本理生さん、辻村深月さん、宮部みゆきさん、森絵都さんの直木賞作家4人とコラボレーション企画を始動することが1日、分かった。

作家陣が「はじめて〇〇したときに読む物語」をテーマに、それぞれ小説を書き下ろし、それらの小説を原作とした楽曲をYOASOBIが順次発表していく内容。

YOASOBIとコラボ企画を始動する左から島本理生さん、辻村深月さん、宮部みゆきさん、森絵都さん

原作となる小説は、「はじめて人を好きになったとき」をテーマにした島本さんの「私だけの所有者」、「はじめて家出したとき」をテーマにした辻村さんの「ユーレイ」、「はじめて容疑者になったとき」をテーマにした宮部さんの「色違いのトランプ」、「はじめて告白したとき」をテーマにした森さんの「ヒカリノタネ」の4作。

来年2月16日に4作をまとめた書籍「はじめての」(水鈴社、税込み1650円)を刊行することも発表された。

YOASOBIの楽曲の原作となる小説4作が収められた「はじめての」書影

日本音楽業界をリードするYOASOBIが人気作家4人とタッグを組むプロジェクトは注目が集まること必至だ。

2日午後10時からYouTubeでEP第2弾「THE BOOK 2」の収録曲「ツバメ」のミュージックビデオをプレミア公開することも決まったYOASOBI。コンポーザーのAyaseが、「こんなにも豪華な作家陣の皆さまに原作を書きおろしていただけたことが素直にうれしいです」と感激すると、ボーカルのikuraも「素敵な4つの物語と、それらを原作としてAyaseさんが紡いだ曲に一生懸命向き合って、私なりの歌を乗せていきたい」と気合十分。

作家陣も新しい試みに意欲をみせており、島本さんは「恋よりも強い絆で結ばれた『私だけの所有者』にこの短編で出会ってください」とアピールし、辻村さんは「この小説もまた、読む前と読んだ後で誰かの何かが変わると信じて、送り出します」とメッセージ。

宮部さんは「今回はまず物語が先にあり、そこから音楽が誕生するという企画で、私にはまったく新しい経験に、胸が高鳴っています」と感激し、森さんは「時空を超える片思い――この物語が、読者の皆さんの過去にともる大事な瞬間とつながってくれますように」と思いをはせた。