初優勝を決め、笑顔でゴールする積水化学のアンカー・木村梨七=弘進ゴムアスリートパーク仙台 全日本実業団対抗女子駅伝は28日、宮城県松島町文化観光交流館前から弘進ゴムアスリートパーク仙台までの6区間、42・195キロで行われ、積水化学が2時間13分3秒の大会新記録で初優勝した。東京五輪1500メートル代表の卜部蘭が2区区間新の走りで浮上し、3区で佐藤早也伽が4人を抜いてトップに。5区の新谷仁美も区間2位のタイムをマークするなど先頭を譲らなかった。
資生堂が2位、デンソーが3位に入り、3連覇を狙った日本郵政グループは4位。東京五輪の1万メートルで7位入賞した広中璃梨佳が3区で区間賞を獲得した。
5位のダイハツ、6位のヤマダホールディングス、7位のユニバーサルエンターテインメント、8位のワコールまでが来年のシード権を獲得。
■積水化学・卜部蘭の話(2区で区間新記録) 「昨年2位で、優勝しか考えず1年間やってきた。1秒でも速く、1人でも多く抜いて、という思いで走り、区間新記録につながった」
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