解任のスールシャール、マン・Uへの感謝と愛「最初から最後まで本当に楽しかった」 マンチェスターUから解任されたオーレ・グンナー・スールシャール監督は、クラブから去る思いを口にした。
2018年12月に古巣マンチェスター・Uの指揮官に就任したスールシャール。早々にチームを立て直し、最初のシーズンをプレミアリーグ6位、翌シーズンを3位、昨シーズンを2位とチームを上位へと導いた。カップ戦でも準決勝や決勝まで駒を進めていたが、タイトル獲得を成し遂げることはできず。そして、大型補強で迎えた今シーズンだが、直近のリーグ戦7試合で1勝1分け5敗と大不振。20日の1-4で敗れたワトフォード戦の翌日、解任が決まっている。
現役時代にはトレブル達成に大きく貢献するなどレジェンドの1人として称えられる同指揮官は、クラブの公式ウェブサイトで「このクラブが私にとってどのような意味を持つか、私がここで何を成し遂げたかったのか君たちにもわかるはずだ。クラブ、ファン、選手、スタッフのために、我々がリーグに挑戦でき、トロフィーを勝ち取れる次のステップに進むことを望んでいたし、そうできると確信していた」と話し、思いを続けた。
「私が全力でやり切ったとみんなが考えていると思うから、私は胸を張ってここから出て行く。このクラブは私にとってのすべてで、一緒に良い試合をプレーできた。しかし、残念なことに我々が必要としていた結果を得られなかったし、ここから離れる時間になった」
「人生の中で夢見ることの1つだった。選手やリザーブチームのコーチだったとき、唯一の夢であり、唯一叶えていなかったことはこのクラブを指揮することだった。そして今、私はこの仕事をやり切った。最初から最後まで本当に楽しいものだった」
また、約3年にわたり古巣を指揮できたことへの感謝を述べた同指揮官は、後任として暫定的にチームを指揮するマイケル・キャリック氏の成功を願った。(Goal.com)
「『自分たちを信じろ』と今朝、みんなにも言った。これよりももっと良い結果を得られると我々みんなが理解している。そのことを示せなかったが、チャンピオンズリーグという最大の舞台で胸を張ってピッチに立ち、マンチェスターUの選手として楽しんでほしい」
「マイケルがこれからチームを指揮する。私はマイケルのことをとてもリスペクトしているし、とても愛している。彼がトップに立つのだから、私は今とても感情的になっている。彼らは大丈夫だ。私は彼らの試合を見るし、これからも応援し続ける」
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