映画会社、日活は19日、成人映画レーベル「日活ロマンポルノ」50周年記念の新作3本の製作と監督が決まったことを発表した。
往年の人気ジャンルだった3テーマを選択。百合(女性の同性愛)は金子修介(66)、SMは白石晃士(48)、偏愛は松居大悟(36)の3監督がそれぞれメガホンを取る。金子監督はロマンポルノ作品「OL 百合族 19歳」も手掛けており、原点回帰で新作に挑む。
このうち1本は撮了。ただ、キャストは未発表で、いずれも来秋公開予定という。同社配給宣伝部はこの日、「往年のファンも含め、新作を見た人にはぜひ旧作も楽しんでいただきたい」とコメントした。
ロマンポルノは、ちょうど50年前の1971年11月20日、白川和子(74)主演の第1弾「団地妻 昼下がりの情事」(西村昭五郎監督)が公開。本番シーンはないが、男女の情愛や悲哀を色濃く出した名作を含め、1100本誕生して88年で一時、製作が終了。45周年の2016年にも新作が公開された。
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