代表辞任会見をする立憲民主党・枝野幸男前代表=12日午後、国会内(矢島康弘撮影) 立憲民主党の枝野幸男代表が12日、国会内で退任会見を開き、「この4年間、充実した日々を過ごすことができて感謝している」と述べた。
この日、両院議員総会で辞任が了承された枝野氏は2017年に旧立民の結党から代表を務め、「4年前の状況を考えると自分なりによくここまで持ってこられたという納得感がある。結党の時はまさか最大野党になるとは夢にも思っていなかった」。公示前から議席を減らした衆院選の結果を受けて職を降りるが、「結果につなげられなかったのは大変残念。多くの仲間が議席を失い、議席を取れると思っていた新人や元職も取れなかったこと悔しく力不足で、申し訳なく思っている」と改めて謝罪した。
代表選は19日に告示、30日に投開票が行われる。新体制には「常に複雑な連立方程式で政治は動いていく。うまくさばいて国民の皆さんの期待を得られるような発進をして進んでいってもらいたい」と期待を込めた。
自身の今後については「お役に立つことがあれば、身軽な立場になったので、応援になるようなことがあればやっていきたい。地元での活動の4年分を1年くらいで取り返したい」と語った。
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