鹿島―浦和 前半、先制ゴールを決める鹿島・土居(右から2人目)=カシマ J1浦和は7日、アウェーで鹿島と対戦し、0-1で敗れた。勝ち点59で並ぶ両チームの直接対決。3位の神戸が6日の徳島戦に1-0で勝利し勝ち点67。来季のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場権獲得となる3位への挑戦権をかけた一戦になったが、浦和にとっては痛い敗戦になった。
浦和のロドリゲス監督は5日のオンライン会見で「残り4試合は上位との対戦が続くが、すべてが決勝」と一戦必勝を期して鹿島戦に挑む決意を示していた。
だが、試合は序盤から鹿島がペースを握る展開になった。セカンドボールをほぼ回収し、日本代表FW上田がポストプレーでチャンスを演出。そして、前半36分に右CKからの混戦をMF土居が押し込んで先制に成功。これが決勝点になった。浦和は、体調が万全ではないFWユンカーが2試合ぶりに先発。同12分には縦パスを供給し、同41分には左サイドの突破からセンタリングするなど存在感を見せたが、ゴールはならず、前半だけで交代した。
後半も鹿島のペースは変わらず。後半42分に浦和はDF槙野を投入、前線でゴールを狙ったが、1点が最後まで遠かった。