俳優の仲野太賀(28)が7日放送のフジテレビ系トーク番組「ボクらの時代」(日曜前7・0)に出演。父で俳優、中野英雄(56)との関係性について語った。
共演者から、父親から芝居について何か言われることはないか尋ねられた仲野。「もうただのファンっすからね、僕の。いわゆる2世俳優と親との美しき関係性とは、ちょっと様子が違う。(溺愛ではない?)溺愛っすね。溺愛でしかないと思います」と告白し、自身の出演作の放送が終わると、すぐにメールで「今日も太賀は良かった!!」という感想が送られてくることを明かした。
「俺のことは外では話すな、って何回も釘刺してるんですよ。10代の頃とか、2世俳優とか色眼鏡で見られるのも嫌だったし」と語り、そのたびに父からは「もちろん。俺からそんなことは絶対言わないし、関係ないと思ってるから。俺とお前は別だから」という言葉が返ってきたそう。ところが、「ある日から『今夜、仲野太賀出ます! 次男が出ます!』みたいな」と振り返って、笑いを誘った。
仲野のエピソードを聞いた勝地涼(35)は「ある意味お父さんが『もうそういうとこの域じゃない役者になったな』って思ったんだろうね」と推察。仲野が芸名を「太賀」から「仲野太賀」と変えたことも父に影響を与えたのではないか、と指摘すると、仲野は「なんかもういいかな、みたいなタイミングもあったし、それまで父親の話とかしたくないなって思ってた。自分の(話を)したくないなって気持ちよりも、せざるを得ないなっていう親父の愛情が勝(まさ)った」と説明していた。
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