広島が5日、新外国人選手として米大リーグのロイヤルズに所属していたライアン・マクブルーム内野手(29)=190センチ、99キロ、左投げ右打ち=の獲得を発表した。契約金は30万ドル(約3400万円)、年俸は70万ドル(約8000万円)プラス出来高払い。背番号は未定。
球団を通じて「日本という素晴らしい国でプレーできる機会を与えられたことにとても興奮しています。広島のファンの方々に優勝を届けるためにプレーすることを待ち遠しく思っています」とコメントを寄せた。
マクブルームは2014年のMLBドラフト15巡目指名を受けブルージェイズ入り。19年にトレードでロイヤルズへ移籍し、同年メジャーデビューを飾った。今季はメジャー出場7試合にとどまったが、3Aでは115試合に出場し、打率・261、32本塁打、88打点と自慢の長打力を発揮している。メジャーでは通算66試合に出場し、打率・268、6本塁打、16打点の成績を残している。
球団は4日に先発候補として長身右腕、ドリュー・アンダーソン投手(27)=前レンジャーズ=の獲得を発表。今季4位に沈んだチームは来季に向けて着々と補強を進めている。