広島は3日、高橋大樹外野手(27)、桑原樹内野手(25)、永井敦士外野手(21)の3選手に来季の契約を結ばない旨を通告したと発表した。
高橋大は龍谷大平安高を経て2013年にドラフト1位で入団した。同期の鈴木誠(同2位)との比較を受けながら、14年6月18日の楽天戦(マツダ)でプロ初出場をスタメンで飾り、19年には自己最多の27試合に出場したが、20年は14試合にとどまり、今季は1軍に呼ばれなかった。
桑原は常葉菊川高を経て15年に同5位で入団した。20年9月5日のDeNA戦(マツダ)の七回の守備からプロ初出場を果たしたが、プロ7年間で1軍での出場は1試合にとどまった。
永井は二松学舎大付高を経て18年に同4位で入団した。プロ4年間で1軍での出場はなかった。
高橋大「この1カ月は覚悟をして過ごしてきました。アイツ(鈴木誠)にはないもので勝負をしようと思いましたけど、どれも歯が立たなかった。これからはトライアウトを受けることを目標にして、そこに向けて頑張っていきたい」
桑原「今年が最後だと思ってやってきた中で、自分としては結果が残らなかったけど、後悔なくできたと思います。2年前に小園、林とかが入ってきたときに、こいつらには勝てないと思ったので、たぶん野球は退こうかなと思います」
永井「素直に受け止められたというか、今年が勝負の1年というか、こういうことになるだろうなと思いつつ、ならないように頑張った1年。1回も1軍の舞台に上がれずに戦力外になったので悔いが残ります。トライアウトは受けるつもりです」
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