東京五輪・パラリンピックのメダリストらの表彰式後、記念写真に納まる小池百合子都知事(前列中央)ら=26日午後、都庁

東京五輪・パラリンピックでメダルを獲得した選手に対する東京都栄誉賞と都民スポーツ大賞の表彰式が26日、東京都庁で行われ、併せて大会開催に尽力した団体への感謝状贈呈式も行われた。

障害者スポーツを支援する日本財団や、コロナ対策に協力した日本医師会や日本看護協会など医療団体、経済界や輸送業界の団体など計39団体が対象。「多くの方々の支援と尽力があればこその大会だった」と、小池知事が謝辞を述べた。

表彰式後には地元・西新宿小学校の児童128人と選手による交流会が行われた。パラリンピック競泳男子100メートルバタフライ(S11)金メダルの木村敬一(31)=東京ガス=は、小学4年生からの「緊張したときはどうしますか。今度学芸会があるので…」という質問に、「試合の前の夜は2時間しか寝られなかった。ヤバイ、ヤバイ、どうしよう、どうしようと、ずっといっていた。口に出して(誰かに)聞いてもらうのがいいと思う」と返答。「学芸会、頑張ってね」と優しく付け加えた。

五輪、パラとも原則無観客だったが、選手や関係者は入場口に並ぶ朝顔の鉢植え一つ一つに添えられた、育てた小学生からのメッセージに励まされていた。五輪柔道女子70キロ級金メダルで、引退した新井千鶴さん(27)は「たくさんの方が応援してくれて、全力で悔いのない戦いができた。感謝の気持ちでいっぱい」と振り返った。

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