C大阪・乾貴士=ヨドコウ桜スタジアム(撮影・河田一成) 明治安田J1第34節(24日、C大阪2-1横浜M、ヨドコウ)C大阪はMF乾貴士(33)が復帰後初ゴール。ホームで2位・横浜Mに競り勝った。乾は前半6分、ワンツーでペナルティーエリアに侵入。右足を振り抜くと、シュートは相手DFに当たってGKの逆を突いた。Jリーグでは2011年7月31日の鹿島戦以来、約10年3カ月ぶりの得点となった。
乾はゴールについて「やっと力になれたが、ラッキーゴールだった。次はきれいな形で取りたい」と振り返り、「チームの雰囲気もよく、戦い方をはっきりさせられている。すごくいい勝利になった」と手応えをにじませた。
21分にはFW加藤が流し込んで追加点。チーム全体でカウンターを狙う意思を明確に持ち、押し込んでくる横浜Mを相手に左右のスペースを素早く埋める守備のスライドで走り切った。
前半5分、C大阪、乾貴士が先制のゴールを決める=ヨドコウ桜スタジアム(撮影・河田一成)名古屋と争う27日の天皇杯準々決勝、30日のルヴァン杯決勝に向けても大きな1勝。リーグ戦では就任後初めてホームでの勝利となった小菊監督は「チームの成長を感じる素晴らしい試合だった。大きな目標に向けて、新たに全員で準備していきたい」と力を込めた。
この記事をシェアする