テレビ朝日の大下容子アナウンサー(51)が21日、MCを務める同局系「大下容子ワイド!スクランブル」(月~金曜前10・25)の番組終盤、同番組内の視聴者からの質問に答えるコーナーで、番組側が用意した質問を使う不適切な演出があったとして「本当に申し訳ございませんでした」と謝罪した。
続いて佐々木亮太アナウンサー(41)が詳細の説明を始めた。番組では視聴者からの質問を同局のホームページ、FAXで募集しているが、同コーナーを取り仕切るチーフディレクターは、事前に準備した想定質問を今年3月以降、視聴者からの質問として放送に使っていたという。チーフディレクターは日々、放送後に視聴者からの質問に目を通しており、「過去に読んだ質問や意見を踏まえて視聴者が聞きたいこととニュアンスが同じであれば、自分が事前に用意した想定質問を使っても問題ないと思っていた」などと説明している。これまで放送した質問のうち、およそ2割が想定質問だった。
最後に大下アナは「番組を信頼してご覧頂いている皆様に、大変申し訳ない思いでいっぱいです。二度とこのようなことが起きないように再発防止を徹底します。また、失ってしまった皆様からの信頼を取り戻すべく、一日一日の放送を、より真摯に取り組んでまいります。この度は誠に申し訳ございませんでした」と語り、深く頭を下げていた。
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