全日本柔道連盟は11日、2024年パリ五輪に向けた日本代表のコーチ陣を発表し、新たに鈴木桂治監督が就任した男子は66キロ級で五輪2大会連続銅メダルの実績を持ち、4月に現役を退いた海老沼匡氏がアシスタントコーチに就任した。増地克之監督が続投した女子は東京五輪70キロ級覇者で9月に引退した新井千鶴氏がジュニアチームを指導する。
男子は73キロ級で10年世界王者の秋本啓之氏、08年北京五輪81キロ級代表の小野卓志氏、強豪の旭化成で重量級担当コーチを務める百瀬優氏が起用された。井上康生前監督を軽量級担当コーチとして支えた古根川実氏は留任した。
女子は12年ロンドン五輪63キロ級3位の上野順恵氏が残り、04年アテネ五輪男子81キロ級代表の塘内将彦氏、池田ひとみ氏、生田秀和氏、平野幸秀氏が新たに名を連ねた。