日本サッカー協会は1日、女子日本代表「なでしこジャパン」の次期監督に、U―19(19歳以下)女子代表の池田太氏(50)が就任すると発表した。2024年パリ五輪を見据えた契約で、U―19代表と兼務する。東京五輪の準々決勝敗退後、16年から指揮した高倉麻子監督が退任していた。
代表強化を担う日本協会女子委員会の今井委員長は「今後、どのような方を据えて代表をサポートしていくかは調整中」と退任の可能性に言及した。田嶋会長は「今井女子委員長の件も含め、新しい体制で池田監督を支えることを考えている」と説明した。
今井委員長は、高倉前監督について「もう少し(チームの)軸があった方が選手が安心してプレーできた」と語った。東京五輪後、前体制の総括を対外的に行うのはこれが初。女子委員会再編と新監督選びが並行して行われていたとみられ、「本来は総括を先にして、それを踏まえての監督選定が妥当」とも述べた。
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