ヒーローインタビューを受けポーズをする先発のオリックス・山本由伸(右)と宗佑磨=京セラドーム大阪(撮影・薩摩嘉克) (パ・リーグ、オリックス3-2楽天、21回戦、楽天9勝8敗4分、25日、京セラ)オリックスの宗が自己最多の6号ソロで大事な先制点を挙げた。一回に岸の甘く入ったチェンジアップを捉え、6月9日以来のアーチを右越えに運び「今季、もう本塁打は打てないと思っていたので入ってくれて良かった」と喜んだ。
試合前の円陣で声出し役を務めた。難病の両側特発性大腿骨頭壊死症で引退を余儀なくされた西浦への思いを語ったという。後輩ながら競い合ってきた間柄。「彼の分まで最後まで戦って優勝したい」とまなじりを決した。