後半、チーム2点目のゴールを決め、跳び上がって喜ぶ横浜M・前田(左端)=ニッパツ 明治安田J1第30節(25日、横浜M2-2横浜FC、ニッパツ三ッ沢球技場)〝横浜ダービー〟は痛み分け。横浜Mは2-1の後半44分に同点弾を喫し、最下位の横浜FCを相手に痛恨の引き分けとなった。FW前田ら横浜Mイレブンに笑顔はなかった。
マスカット監督は「前半はずっと同じようなスピード感になってしまった。後半はテンポをあげようとしたが(MF)渡辺が退場になって難しくなった」と厳しい試合を振り返った。1-1の後半28分には退場で数的不利となったが、同32分には前田がMF扇原のスルーパスに反応すると、左足で得点ランキング単独トップに立つ今季16点目となる勝ち越しゴール。しかし、土壇場で追いつかれドロー。ダービーの通算成績は横浜Mの3勝1分け2敗となった。
1試合消化試合が少ない首位・川崎の26日の試合結果次第では残り8試合で9差となる厳しい状況。逆転優勝へ、もう取りこぼしは許されない。
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