車いすの部女子ダブルスで準優勝の上地(左)、ホワイリー組=ニューヨーク(ゲッティ=共同) テニスの全米オープン車いすの部は11日、ニューヨークで行われ、女子ダブルス決勝で昨年優勝の上地結衣(三井住友銀行)ジョーダン・ホワイリー(英国)組はディーデ・デフロート、アニク・ファンクート組(オランダ)に1―6、2―6で敗れて準優勝だった。
上地はペアを組んできたホワイリーの最後の試合を白星で飾ることができなかった。「サーブの感覚は良かったが、コースを突けていなかった」と悔やんだ。
2人で全米オープンは2014年に初制覇。ホワイリーの男児出産を経て、昨年は2度目の優勝を飾った。シングルスでは競い合い、ダブルスでは一緒に頂点を目指したパートナーの引退に「一番のペアだと思う。寂しさを感じる」と話した。(共同)