男子シングルス準決勝でガッツポーズを見せるダニル・メドベージェフ=ニューヨーク(AP=共同) テニスの全米オープン第12日は10日、ニューヨークのビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンターで行われ、男子シングルス準決勝で年間グランドスラム(四大大会全制覇)を目指す第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と第2シードのダニル・メドベージェフ(ロシア)が勝ち、12日(日本時間13日)の決勝に進んだ。
男子シングルス準決勝でフォアハンドを放つノバク・ジョコビッチ=ニューヨーク(USAトゥデー・ロイター=共同)ジョコビッチは東京五輪金メダリストで第4シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)に4―6、6―2、6―4、4―6、6―2で競り勝った。メドベージェフは第12シードのフェリックス・オジェアリアシム(カナダ)を6―4、7―5、6―2で下し、2年ぶりに決勝に進出した。
男子ダブルスはラジーブ・ラム(米国)ジョー・ソールズベリー(英国)組が初優勝した。(共同)
ノバク・ジョコビッチの話「今大会で最高の雰囲気だった。試合中は台風のような感情の動きだった。残り1試合、全てを懸けてやる。決勝は現役最後の試合のような気持ちでプレーする」
ダニル・メドベージェフの話「第2セットの途中で完全に流れが変わった。精神的なダメージを与えられるところで、それができた。自分のベストのプレーではなかったが、決勝に進めてうれしい」
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