車いすの部男子シングルス1回戦で勝利した国枝慎吾=ニューヨーク(共同) テニスの全米オープン車いすの部は9日、ニューヨークで始まり、男子シングルス1回戦で東京パラリンピック金メダルの国枝慎吾(ユニクロ)がケーシー・ラッツラフ(米国)を6―1、6―0で下し、4強入りを果たした。
車いすの部女子シングルス1回戦で勝利した上地結衣=ニューヨーク(共同)女子シングルス1回戦で東京パラ銀メダルの上地結衣(三井住友銀行)はコタツォ・モンジャニ(南アフリカ)に7―6、6―2で勝ち、準決勝に進んだ。大谷桃子(かんぽ生命)は東京パラ銅メダルのジョーダン・ホワイリー(英国)に1―6、7―5、3―6で敗れた。(共同)
車いすの部女子シングルス1回戦で敗退した大谷桃子=ニューヨーク(共同)国枝慎吾の話「自分のパフォーマンスには満足している。会場の雰囲気を楽しむことができた。(東京)パラリンピックの延長線上のようなところがあって、うまくいった部分をここでもしっかり使おうと思っている」
上地結衣の話「あまり自分のプレーは良くなかった。雨で試合までの待ち時間が長く、調整が難しい部分はあった。第1セットでは相手のテンポに付き合ってしまった」
大谷桃子の話「パラリンピックで肩を痛めてしまって、あまりいい状態ではなかった。長いラリーは得策ではないと考え、自分から攻める展開にし、第2セットはそれがはまった。3セット目は攻めるあまりミスが増えてしまった」