お笑いコンビ、ダウンタウンの松本人志(57)が5日、フジテレビ系「ワイドナショー」(日曜前10・0)に出演。放送倫理・番組向上機構(BPO)の青少年委員会は8月25日、「痛みを伴うことを笑いの対象とするバラエティー」について審議対象とすると公表。松本はこれに「世の中がBPOとダウンタウンのvs構図を作ろうとしている」として苦言を呈した。
BPOは対象となる番組の特定はせずに、次回9月から実質的な審議を行い、異界としての審議をまとめる予定としているが、松本は「僕なんかは腹立つのは、『ダウンタウンの番組は大丈夫なんか?』ってネットニュースがあおるわけよ。BPOさんはダウンタウンのことなんか何も言ってないのに、BPOとダウンタウンのvs構図を作ろうとしている世の中にちょっと腹立つのよね」と苦言。また「年末の『笑ってはいけない』はどうなるんだって言うんやけど、むしろ俺はそれに関してはBPO側やからね。受ける側やから」と訴え、「俺もやめてほしい! 頑張れBPO! って思ってますから」をスタジオの笑いを誘った。