決勝に勝利しうれし泣きする里見紗李奈=国立代々木競技場(桐原正道撮影) 東京パラリンピック第12日・バドミントン(4日、国立代々木競技場)女子シングルス(車いすWH1)の決勝が行われ、里見紗李奈(さりな、23)=NTT都市開発=が、スジラット・ポーカン(35)=タイ=に2-1の逆転勝ちで、金メダルを獲得した。バドミントンは今大会から採用された新競技で、初代女王に輝いた。
「信じられないぐらいうれしい。夢みたい。金メダルを獲得できて最高にうれしいです」
第3セット 幕切れ 決勝に勝利しうれし泣きする里見紗李奈=国立代々木競技場(桐原正道撮影)高校3年だった2016年に交通事故に遭い、下半身不随となった。17年に競技を始め、19年世界選手権はシングルスで優勝。世界ランキングはシングルス、ダブルスともに1位で今大会に臨んだ。
女子シングルス(車いすWH1)決勝 タイ選手からポイントを奪い、ガッツポーズする里見紗李奈=国立代々木競技場シングルス決勝の約1時間40分前には山崎悠麻(33)=NTT都市開発=との女子ダブルス(車いすWH)準決勝を戦っており、こちらも勝って5日の決勝に進出。今大会2冠へあと1勝とした。
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