第2クオーター、攻め込む鳥海(中央)=有明アリーナ

東京パラリンピック第11日・車いすバスケットボール(3日、有明アリーナ)男子の準決勝で、日本は2018年世界選手権覇者の英国に79―68と逆転勝ちして初の決勝進出を決めた。日本男子初のメダル獲得が確定した。5日の決勝で2連覇を狙う米国と対戦する。

男子で22歳の鳥海が気迫あふれるプレーで貢献した。相手エースへのしつこい守備だけでなく、攻撃でも20得点、8アシストはともにチーム最多。今大会のスター候補は「リオデジャネイロ大会からの5年間が報われたこと。決勝で米国に挑戦できること。いろんな面でうれしい」と瞳を潤ませた。

恐れを知らないチェアワークで、仲間からは「車いすの壊し屋」と呼ばれる。この日もシュートを決めた後、勢い余ってゴール下の看板に激突するなど、勝利への強い執念が随所に出た。最後の決戦へ「米国は強い選手しかいない。全力で日本のバスケを見せたい」と力強く宣言した。

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