ロシアの独立系調査機関レバダ・センターは1日、東京五輪に関する世論調査結果を発表した。テレビ放映に「関心を持たなかった」とする国民が47%と、2016年リオデジャネイロ五輪の3倍超に上った。時差のため中継が未明や日中に集中した他、国としての参加が認められなかったことが背景にあるとみられる。

ドーピング問題を抱えるロシアは、潔白を証明した選手のみが個人資格で「ロシア・オリンピック委員会(ROC)」として出場。国旗や国歌の使用は禁じられた。

調査では、五輪のテレビ放映で注目した点に「自国選手の活躍」を挙げた人が最も多かった。総メダル数71個で全体3位と好成績を収めた選手に対し、約80%が「よくやった」と評価した。

ソ連の継承国ロシアでは、五輪を国威発揚の場とする風潮が色濃い。プーチン大統領も開会前に選手らをモスクワのクレムリン(大統領府)で激励。閉幕後には赤の広場で式典が行われ、選手らは国旗や国歌で歓迎を受けた。(共同)

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