個人(脳性まひBC2)表彰式でポーズをとる金メダルの杉村英孝(中央)ら=有明体操競技場

東京パラリンピック第9日・ボッチャ(1日、有明体操競技場)個人(脳性まひBC2)決勝で、杉村英孝(伊豆介護センター)がワッチャラポン(タイ)に5―0で勝ち、ボッチャで日本勢初の金メダルを獲得した。メダルは2016年リオデジャネイロ大会のチーム(脳性まひ)の銀メダルに続き2個目。杉村は第1エンドに2得点し、その後もリードを広げ完勝した。

悲願の金メダルをもたらした杉村に、2012年ロンドン大会から携わる村上監督は「今までの成果を全部出せたので、うれしい思いしかない。言葉で表せない」と感慨に浸った。

試合前の練習で完璧な投球をしていたワッチャラポンを手ごわく感じたが、その前回王者に「全く予想していなかった」という驚きの完封勝ち。「練習通りに試合ができた。その落ち着きが相手のミスを誘発した」と分析し、初のパラ決勝でも平常心を保った精神力を勝因に挙げた。

この記事をシェアする