競泳男子の東京五輪代表で慶大3年の佐藤翔馬(東京SC)が28日、千葉県国際総合水泳場で行われた早大との対抗戦で五輪後初の実戦に臨み、200メートル平泳ぎを2分12秒95で泳いだ。東京五輪はこの種目で準決勝敗退と不本意な結果だったが「それが自分の力だった。反省して3年後のパリ五輪へ向かっていく」と意気込みを新たにした。
五輪直前に判明した腰のヘルニアの治療を本格的に始め、練習は1週間前に再開したばかり。競技に専念するため今年はほとんど授業を受けていなかったこともあり、大学は5年かけて卒業する見通し。「学業もしっかりやって文武両道で卒業し、パリ五輪を迎えたい」と表情を引き締めた。
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