第1日、10番でティーショットを放つ今平周吾。8アンダーで暫定首位=芥屋GC 男子ゴルフ Sansan・KBCオーガスタ第1日(26日、福岡・芥屋GC=7210ヤード、パー72)雷雲接近で開始が2時間10分遅れとなった影響で27人がホールアウトできず、日没サスペンデッドとなった。今平周吾(28)=フリー=は1イーグル、6バーディーの64で回り、暫定首位。2018、19年の賞金王が今季初勝利に向けて好スタートを切った。清水大成(22)=フリー、スコット・ビンセント(29)=ジンバブエ=が暫定首位に並んだ。
第1日、18番でラインを読む今平周吾。8アンダーで暫定首位=芥屋GC■今季最少「64」通算5勝目へ「いい流れ」
遠のいている栄冠へ、今平が今季最高の船出だ。2019年「ダンロップフェニックス」以来となるツアー通算5勝目へ、首位で滑り出した。
「いい流れに乗れて、その流れがずっと切れなかったなと」
出だしの10番(パー4)でバーディー発進を決めると、13番(パー5)では残り230ヤードからピン1・5メートルに2オンしてイーグル。後半も崩れずボギーなしで、今季最少の64で回った。
パターの変更が当たった。「いいところで入ってくれないというのがずっと続いていた。先週の最終日くらいから気分転換に変えて、意外と入って、それがきょうにつながっている感じ」。前週の最終日は元々使っていたものに加え、ヘッドの形が違うものをバッグに入れた2本態勢。スプーンを抜く奇策だった。この日はそのうち1本に決め、上昇につなげた。
■3季連続賞金王へ巻き返す
2018、19年に史上5人目の2年連続賞金王となったが、昨年と統合された今季は未勝利で、賞金ランキングは11位(約3271万円)。3季連続キングへ、夏の終わりからギアを上げる。
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