Jリーグなどを放送する映像配信サービスDAZN(ダゾーン)は19日、サッカーのワールドカップ(W杯)アジア最終予選の放送権獲得を発表した。アジア・サッカー連盟(AFC)と2028年までの長期契約を結び、W杯予選のほかアジア・カップやアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)なども含まれる。
9月から始まるW杯カタール大会アジア最終予選で、アウェーでの日本代表戦は地上波などでのテレビ放送予定はない。
日本サッカー協会の関係者によると、AFCが管理する放送権料の高騰が要因。アウェー戦は高視聴率が望めない深夜帯となる見通しの上、新型コロナウイルス禍で実施概要が不透明なこともテレビへの逆風になった。
アウェー戦はオンラインのみで視聴が可能で、関係者からは「テレビ中継があれば、より多くの方に見ていただけた。残念だ」との声も漏れた。
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