関東学院大主将のSO三輪悠真(関東学院大ラグビー部提供) 不定期連載の12回目は関東学院大SO三輪悠真(4年、広島・尾道高)。かつて全国大学選手権を6度制した名門は昨シーズン、3季ぶりに1部に復帰して1勝6敗の7位に終わった。2011年度以来となる「大学選手権出場」を目標に掲げ、復活を目指す。(聞き手・阿部慎)
――主将として
「昨年と同じでは絶対に勝てない。大学選手権出場という目標へ、自分やチームと向き合うことがより必要だと感じている。大学周辺の地域の人からも応援される昔の強い〝カントー〟を取り戻したい」
――昨季を振り返って
「初めて1部を経験して、勝ちきることの難しさを感じた。一つのミスでトライ取られた」
――春から取り組んだことは
「今年は厳しい声掛けを行うようにしている。例年より成長を感じている。やりたいことが明確になっているし、気持ちの部分でも違う。自主練習をする選手も増えた」
――今年の強みは
「昨年は個々の能力に任せていた。今年は組織的にトライを取り切るラグビーをしたい。全員が動き続ける所に注目してほしい」
三輪 悠真(みわ・ゆうま)
2000(平成12年)2月1日生まれ、21歳。三重・いなべ市出身。5歳の時、四日市JRFCでラグビーを始める。広島・尾道高では2、3年時に花園出場。U―20(20歳以下)日本代表候補。170センチ、77キロ。
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