先発の静岡・高須大雅=甲子園球場(撮影・水島啓輔) 第103回全国高校野球選手権大会第1日第2試合(新田4-2静岡、1回戦、10日、甲子園)プロも注目する静岡のエース高須は「甲子園で勝つことを目標にしていたので、悔しい気持ちでいっぱい」と振り返った。
192センチの長身から投げ下ろす最速146キロの直球を武器に、地方大会では5試合37回を投げて無失点。しかし「多少緊張もあって力んだ」。甲子園のマウンドは、抜けるボールもあって、食らいついてくる相手打線にてこずった。
5番を任された打撃も好機に凡退。「チャンスに1本出ていれば結果も変わっていた。チームのみんなに申し訳ない」と小さくなっていた。
静岡・池田監督「甲子園での勝利を考えてやってきたのに結果が出ず、非常に悔しい」
静岡・金子主将「勝つことができなくて、本当に悔しい。自分たちが思ったとおりの野球ができなかったことが一番の敗因」
静岡・池田左翼手「チームがつくってくれたチャンスの場面で自分が(走者を)かえせなかった。悔いが残る」