スケートボード男子パーク予選 平野歩夢の3回目の演技=5日、有明アーバンスポーツパーク(恵守乾撮影)

東京五輪第14日・スケートボード男子パーク予選(5日、有明アーバンスポーツパーク)

スノーボード男子で冬季五輪2大会連続銀メダルの平野歩夢(TOKIOインカラミ)は62.03点の14位に終わり、上位8人による決勝進出を逃した。

多くの記者が取材場所で待ち受ける様子に「優勝インタビューみたいですね。ちょっと恥ずかしい」と照れた平野。「楽しく、自分の滑りをできて終われた。この場に立たせてくれた環境や、周りの人たちにありがたいという気持ちが一番大きい」と、穏やかな笑顔で話した。

スケートボード男子パーク予選 3回目の演技で転倒した平野歩夢=5日、有明アーバンスポーツパーク(恵守乾撮影)

夏冬の五輪挑戦は日本では5人目。両方でメダルを取った人はいない。「つらく苦しい時期はあった。誰もやっていないことは、こんなに大変なんだと実感した」と振り返りつつ、「自分がそれを選んだ。人ができないことにチャレンジする難しさや自分との闘いは、スノーボードではなかなか感じない。それが自分自身を強くしてくれた」と胸を張った。

冬とは違い、「納得いくことを表現したい気持ちが強く、プレッシャーも感じなかった。どこまでいけるか挑戦できた」とすっきりした表情。見る者を魅了したエアの高さは「スノーボードから唯一つながる、武器にしないといけない部分。最大限に出せた」とした。

〝本業〟のスノーボードでは半年後に北京冬季五輪が迫る。「半年でどこまでやれるかもチャレンジ。挑戦の流れは終わっていない」と、3大会連続メダルへ目を向けた。

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