兄弟のように仲が良いSnow Manが、日本で最も有名な六つ子に扮して笑いを届ける(C)映画「おそ松さん」製作委員会2022 ジャニーズ事務所の男性9人組、Snow Manが来春公開の「映画『おそ松さん』」(英勉監督)に主演することが2日、分かった。
赤塚不二夫さんの名作ギャグ漫画「おそ松くん」で小学5年生だった六つ子が、20代前半に成長した姿を描いたテレビ東京系アニメ「おそ松さん」を初実写化。謎の新キャラクター3人も加わる。次男・カラ松役のリーダー、岩本照(28)は「誰が観ても笑ってしまう作品に」と〝脱アイドル〟で撮影に臨む。
兄弟のようにメンバーの仲が良いSnow Manが、日本で最も有名な六つ子に扮して笑いを届ける。
「おそ松さん」は2015年、人気漫画家・赤塚さんの生誕80年を記念して「おそ松くん」を原作にアニメ化。成人してもクズでニートで童貞という六つ子のくだらない日常が人気を博し、翌16年に流行語大賞にノミネートされるなど社会現象を巻き起こした。
17、20年に続編が放送。19年には劇場版が公開され、22、23年の続編公開も決まったばかり。「おそ松くん」は1985年にフジテレビ系単発ドラマで実写化されたが、「おそ松さん」は今回が初となる。
主演を任されたSnow Manは、昨年1月のデビューから3作連続でシングルがミリオンヒット。昨年に「滝沢歌舞伎ZERO2020 The Movie」でグループとして映画初主演を果たすなど俳優業でも成長を遂げている。
「おそ松さん」アニメ画像(C)赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会今作では、おそ松を向井康二(27)、カラ松を岩本、チョロ松を目黒蓮(24)、一松を深澤辰哉(29)、十四松を佐久間大介(29)、トド松をラウール(18)が担当。詳細がベールに包まれた新キャラクターのエンドを渡辺翔太(28)、クローズを阿部亮平(27)、ピリオドを宮舘涼太(28)が演じる。
「おそ松さん」ファンの岩本は、先日行われた本読みを振り返り、「僕が登場しないシーンでもメンバーがやり取りしているのを聞いて、声に出して笑ったのは初めて」と興奮。「観ていただく方に楽しんでいただけるよう、自分たちが精いっぱい楽しみながら撮影に挑みたい」と〝おそ松ワールド〟に身を投じる。
★Snow Manに絶大な信頼
菅原大樹プロデューサーは「コロナ禍で閉塞(へいそく)感のある中、観てくれた方が一瞬でもそういった気持ちを忘れ、何も考えずに笑えるような作品を製作したい」と意欲。Snow Manに関しては「彼らの公式YouTubeチャンネルを拝見する機会があり、そこで見せる無邪気なやり取りは『兄弟』そのもの。笑いのセンスもある」と絶大な信頼を寄せている。
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