第3ピリオド、シュートを防ぐGK福島=東京辰巳国際水泳場

東京五輪第11日・水球(2日、東京辰巳国際水泳場)男子1次リーグ最終戦が行われ、A組で敗退が決まっていた日本は南アフリカに24―9で快勝し、1984年ロサンゼルス五輪以来、37年ぶりの勝利を挙げた。今大会を1勝4敗の同組5位で終えた。南アフリカは5戦全敗で最下位。

GK福島が五輪初出場を果たした。リオデジャネイロ五輪も代表だったが、絶対的守護神である棚村の控えとして出番はなく「心残りだったし、やりきれない思いがあった」。この日はフル出場し「うれしかった」と感慨深げだった。

序盤は試合感覚を取り戻せなかったというが、中盤以降はシュートセーブに加え、前に出てパスカットをするなど守備で奮闘。カウンター攻撃につなげる好パスも光った。出場機会に恵まれない中でも、練習では誰よりも先にプールに入って体を動かしてきた努力家が、28歳で迎えた晴れ舞台。「いつでも出られるように準備してきた」との言葉には重みがあった。

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