東京五輪第11日・馬術(2日、馬事公苑)総合馬術は最終種目の障害飛越を終え、日本は団体で11位だった。
個人では戸本一真(日本中央競馬会)が馬場馬術、クロスカントリーを含めた合計31・50点の7位に入り、上位25人馬による決勝に進んだ。田中利幸(乗馬ククレイン)は75・50点で34位。
大岩義明(nittoh)に代わって団体のメンバーとして出場した北島隆三(乗馬ククレイン)は減点がなかった。
英国が1972年ミュンヘン五輪以来となる団体制覇を果たした。
田中は終盤の障害を立て続けに落としたが、人馬とも無事に3種目を終え「走り切れたことは達成感があるし、すごく楽しかった」と安堵感とともに振り返った。
2011年に英国へ渡り、所属する乗馬クラブのサポートを受けながら活動してきた。3年後のパリ五輪に向けては「どうなるか分からないが、準備して今大会の経験を次に生かせるようにもう一回やりたい」と意欲を示した。
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