相手と競り合う橋岡(後方)。出場停止の酒井の穴を埋めた

東京五輪第9日・サッカー 男子準々決勝、日本0-0ニュージーランド=PK4-2(31日、カシマスタジアム)男子の準々決勝で、日本はニュージーランドと対戦し、延長を終えて0―0からのPK戦を4―2で制した。DF橋岡大樹(22)=シントトロイデン=は今大会初先発。いとこで陸上男子走り幅跳びの橋岡優輝(22)=富士通=も決勝に進み、いとこ同士でメダル獲得に挑む。

開始早々、相手の肘が腹部を直撃。もんどりうって倒れたDF橋岡は立ち上がると、その後は120分間フル出場。無失点に貢献した。

「勝利に貢献できたことはうれしい。酒井選手がいないから負けたと言われるのは嫌だった」

オーバーエージ(OA)枠のDF酒井が累積警告で出場停止となったため、今大会初めて右サイドバックで先発。そして、いとこで1学年上の橋岡優輝はこの日、陸上男子走り幅跳び予選に出場した。2013年に東京五輪招致が決定したときに「一緒に出よう」と語り合った2人が夢を実現した。

小さいころは、ともに陸上大会に出場。「僕の方が足が速かったんですけどね」と当時を懐かしみ、「今は優輝の方が注目されているけど、僕も注目されないといけない。刺激を受けている」と力を込める。

「いとこ同士で五輪に出るというのはなかなかない。お互いに刺激し合って、2人でメダルを取れたらいい」

酒井が復帰するスペイン戦はベンチスタートが濃厚だが、メダル獲得に向け、チームを支える決意だ。

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