準決勝でウクライナ選手(下)と対戦する文田=幕張メッセ

東京五輪第10日・レスリング(1日、幕張メッセAホール)男子グレコローマンスタイル2階級と女子1階級で競技が始まり、60キロ級で初出場の文田健一郎(ミキハウス)は準決勝でテミロフ(ウクライナ)に5-1で勝ち、2日の決勝に進んだ。グレコでは1984年ロサンゼルス五輪52キロ級の宮原厚次以来となる金メダルに挑む。

男子グレコローマンスタイル60キロ級の文田が決勝に進み、銀メダル以上が確定。レスリングの日本男子は1952年ヘルシンキ五輪から不参加の80年モスクワ五輪を除き、17大会連続のメダル獲得となった。

日本が五輪に戦後初参加した52年ヘルシンキ大会では、フリースタイルでバンタム級の石井庄八が全競技唯一の金メダルを獲得し、フライ級銀メダルの北野祐秀とともに復興に向かう国民を勇気づけた。連綿と続くメダルの伝統を、母国開催の五輪でもつないだ。

文田健一郎の話「きっちり闘うことを念頭に置いて、ロースコアの勝負だったが、自分らしく手堅いレスリングができた。少しほっとした。近年は女子がすごく活躍しているけど、男子もずっとメダルをつないできているので、自分もつながなければという気持ちはすごくあった」


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