金メダルが決まった橋本大輝=28日、有明体操競技場(納冨康撮影)

東京五輪の体操男子個人総合で金メダルを獲得した橋本大輝(順天堂大)は29日、決勝での跳馬の得点が不正に高かったとして会員制交流サイト(SNS)上で誹謗中傷されている問題について、自身のインスタグラムに「(体操は)主観的ではなく、客観的な採点で評価されます。国の代表として努力してきたアスリートを認め、称賛する人が増え、誹謗中傷とみられる行為が少なくなることを願っています」と投稿した。

体操女子の村上茉愛(日体ク)も5位に入った29日の個人総合決勝後、SNSで被害を受けていたと涙ながらに告白。具体的な内容は明かさなかったが「見たくなくても嫌なコメントを見てしまい、すごく残念だなと悲しかった」と語った。

橋本の採点を巡っては国際体操連盟(FIG)が29日に「採点が公正かつ正確であったことを確認した」とする異例の声明を発表。減点内容を公開し「採点規則に照らしても正しく、最終順位になる」と強調した。

コロナ禍での五輪開催には賛否両論があり、大会前には競泳女子の池江璃花子(ルネサンス)がSNS上で代表辞退を求められた事例もあった。五輪で選手の注目度は上がっており、悪質な行為への対策は急務となっている。

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