外野に挑戦? 村上(右上)は左から吉田正、柳田、鈴木誠とともに外野でノックを受けた

野球日本代表は19日、宮城・仙台市の楽天生命パークで強化合宿がスタート。サインプレーを確認するなど、全24選手が約3時間、汗を流した。野手最年少で選出された村上宗隆内野手(21)=ヤクルト=はフリー打撃で41スイング中、8本の柵越え。全体練習後には、ティー打撃などで入念に振り込んだ。集合日となった18日夜には鈴木誠也外野手(26)=広島=と宿舎で”4番談議”を交わしたことも明かした。

夏本番を迎えた仙台。気温は33度まで上昇し、強い日差しの中で日本代表の強化合宿がスタートした。4番候補の村上は、フリー打撃で力強い打球を無人のスタンドに運んだ。

「今は、すごく自分の中で状態が良くないと感じている。いろんなことを試しながら、挑戦しながら感覚を取り戻せるように頑張りたい」

自身を不調と分析したが、41スイングで8本の柵越え。前半戦でセ・リーグ2位の26本塁打をマークした大砲は、左方向へ強い打球を飛ばした。全体練習後にはティー打撃で稲葉監督から直接指導を受け、「体重移動や、構えているときの見た感じを言っていただきました」と五輪本番へ、調整を進めた。

18日はチーム宿舎で鈴木の部屋に足を運んだ。「いろんな人にいろんな話を聞けるようにと思ってお邪魔しました」とバットも持参。先輩の打撃論や、過去の国際大会の経験に耳を傾け、”4番談議”を交わした。2019年のプレミア12で4番として日本代表を初優勝に導いた鈴木からは「とにかく楽しもうぜ!!」と言葉をかけられたという。「一緒に楽しめるようにできればいい」と〝兄貴分〟の金言を胸に刻んだ。

運動量を増やすために、外野ノックを受けるなど、チームで野手最年少の21歳はハツラツとした表情で合宿初日からグラウンドを動き回った。

「走攻守で貢献できればな、と思っている。いいコンディションで大会に入り、金メダルを取れるように」と村上は誓った。初戦のドミニカ共和国戦まで8日。日本球界を代表する長距離砲は、念入りに宝刀を研ぐ。(横山尚杜)

この記事をシェアする